モートン病と言う名前はあまり聞き馴染みがないと思います。
病気ではないですが、モートン病とは知らずに痛みで困っている人はたくさんいてます。
今回のブログではモートン病かもと思った時に病院の何科に通えばいいのかなどを解説していきます。
ではまず始めにモートン病とはどういった症状が起こるのかをご説明していきます。
モートン病で起こる症状
- 足の指の間(特に第3趾、第4趾)の痛みや痺れが起こる
- 足のつま先、指の間にしこりができる。
- つま先立ちをするとピキっと痛みが走る。
- しゃがむ動作や中腰での作業をしている痛くなる。
- ヒールなどのつま先が細い靴を履いていると痛みが強くなる。
モートン病になりやすい人の特徴
モートン病は女性になりやすい傾向があります。
特にヒールやブーツなどのつま先が狭くなっている靴を頻繁に履く機会が多い人に発症しています。
その他には仕事で中腰やつま先立ちで作業をしている方もなりやすいですね。
運動をしている人でランニングをしている方もモートン病になっている人が多いです。
発症している人たちの傾向を考えると足先、つま先への負担をかけすぎている人たちがなっていますね。
足先への負担がかかり過ぎることによって足の骨のアーチ(横アーチ)が崩れてしまい神経を圧迫して痛みや痺れに繋がっています。
モートン病になってしまったら
もし、モートン病の疑いがあって病院に行くとしたら何科に行けばいいのか?
病院に受診するのであれば整形外科に行きましょう。
整形外科で問診・触診をしてもらってください。
モートン病の検査法で
◎モルダーテスト・・・足の前側を挟むように横から圧迫し、疼痛の確認をします。痛みがあればモートン痛と診断されます。
◎ティネルサイン・・・痛みの箇所(神経傷害部)をたたき、痛みがさの先に広がればモートン病と診断されます。
必要に応じてレントゲンやMRI検査などを行います。
整形外科に受診したはいいけど、今お伝えした検査をしない先生であれば違う病院にもう一度受診される方がいいかと思います。
もしくは整骨院、整体院でモートン病を診てくれる治療院を探して相談されるのがいいですね。
モートン病は自分で治せるのか?
整形外科を受診してモートン病だと診断された後、病院で治療を受けずに自分で治すことは可能なのか?
発症して初期の段階で症状がまだ軽度の痛みの場合はセルフケアで改善できると思います。
足先への負担をかける動作を控える、インソールを変える、足幅に余裕がある靴を履くなどの対策が効果的です。
その他にも足の指の運動やふくらはぎのマッサージなども良いですね。
初期段階であればセルケアで改善することはできると思いますが、痺れなど神経障害が起こってしまっていたらセルフケアでの改善は難しいでしょう。
そんな時は整形外科、整体院、整骨院などに相談して治療を受けてください。
モートン病と似た症状はどんなものがあるか?
モートン病に似た症状で足の踵が痛くなる足底筋膜炎というのがあります。
モートン病は足のつま先や指の間が痛くなる症状ですが、足底筋膜炎は踵や土踏まずが痛くなる症状です。
どちらも歩き始めに足の裏が痛くなるのが似ています。
その他には中足骨疲労骨折や腰椎からくる神経傷害で足先の痛み、痺れが出るケースもあります。
これらも足先の痛みや痺れが起こるのでしっかりとした鑑別診断が必要となってきます。
まとめ
モートン病の疑いがあった場合は我慢せずに整形外科を受診してください。
整形外科の診断で骨にも異常が無くモートン病だと診断されたら、そこの病院で治療を進めていくかモートン病を診てくれる整体院、整骨院で治療をしてください。
神経障害が起こってしまった場合は最悪手術の可能性もあります。
そうならない為にも早めに治療を開始してください。
モートン病は治療をすれば良くなる症状なのでお困りの方はご相談してください。
①モートン病で起こる症状
①−1 モートン病になりやすい人の特徴
②モートン病になってしまったら
②−1 モートン病は自分で治せるのか?
③モートン病に似た症状はどんなものがあるか?
④まとめ