足底筋膜炎になる原因はどこ?症状と治療について解説

足底筋膜炎ってなに?っと聞いたことがない方も多いかと思います。

結構、身近に足底筋膜炎とは知らずに悩んで人も多いでしょう。

今回の記事では足底筋膜炎についての内容を詳しくお伝えしていきたいと思います。

目次

①足底筋膜炎とは?

②足底筋膜炎になる原因は?

③足底筋膜炎になってしまったら?

 ③−1 当院での施術方法

④足底筋膜炎に似た症状

⑤まとめ

足底筋膜炎または足底腱膜炎とも呼ばれますが、どちらの呼び方でも症状は同じ状態だと思ってもらえれば大丈夫です。

足の裏に足底腱膜という腱があり踵の骨と指の付け根を繋いでいます。

足底腱膜が歩いたり、走ったりする時に足にかかる衝撃を抑えるクッションの役割となっています。

その足底腱膜に過度なストレスや負荷がかかることによって、炎症が起こり痛みが発生するのです。

症状として・・・

  • 朝起きで歩き出しの足を着いた一歩目で踵に痛みがある
  • 歩き出したら痛みはマシになるけど、長時間座っていてまた歩き出しが痛い
  • 何もしていなくてもジンジンと踵が痛くなる
  • 階段の特に降りで踵が痛い
  • 長時間歩いていると痛みが強くなる
  • 履く靴によって痛みが強くなることがある

このような症状が出ている人は足底筋膜炎になっている可能性がありますね。

なので早めに整形外科や整骨院、整体院に受診してください!!

足底筋膜炎になる原因は?

ではなぜ?足底筋膜炎になってしまうのかを詳しくお伝えしていきます。

まず痛みが発生する部分として、足底腱膜と骨が付着する部分で炎症が起こります。(下記図参照)

炎症が起こる原因としてスポーツなどで繰り返し足の裏に強い衝撃がかかっている事特にマラソン選手など長時間走っている人になりやすい傾向にあります。

アスファルトなど硬い地面を日々走ることで足の裏への衝撃が負担になってきます。

その他には加齢による足底筋膜の柔軟性の低下、足裏のアーチバランスの低下、ふくらはぎ・アキレス腱の柔軟性不足、靴が合っていないなどの環境要因もありますね。

仕事などで座っていることが多い人になりやすくて、ふくらはぎの筋力が低下していき柔軟性を低下させているのだと思います。

踵の痛みが出てきて、もしかしたら足底筋膜炎になってしまったかも!と思った時にまずどうするか?

整形外科、もしくは足底筋膜炎を診てもらえる整骨院、整体院に受診しましょう!

安静にしていたら自然と治るやろうと思って放置していても治りません!!

整形外科ではレントゲンなどを撮ってもらい骨に異常が無いかを診てもらいましょう。

レントゲンで踵の骨に棘みたいな踵骨棘というものが出ている場合もありますが、その棘によって痛みが出ているわけでは無いので安心してください。

整形外科での治療法はストレッチや筋力トレーニング、非ステロイド性消炎鎮痛剤や湿布、足のアーチの負担を軽減させるインソールを使っています。

整骨院、整体院での施術はマッサージ、ストレッチ、低周波電気、テーピングなどを使った施術になってくると思います。

当院での施術方法

当院(からだリカバリーラボ)では足底筋膜炎でお困りの患者さんが多く来院されています。

来院されて当院の施術で足底筋膜炎が改善できている施術方法をお伝えします。

身体の歪みの検査、筋肉の張り、バランスのチェックなどを行い痛みが出ている原因を探します。

骨盤、首の歪みの矯正で身体のバランスを整えます。

筋肉では特に緊張しているふくらはぎの筋肉を重点的に緩めていきます。

あとは足の裏のアーチを作るためにテーピングをして足底の筋肉を使えるようにする。

最後にセルフケアとして身体の歪みを作らないように座り方をお伝えしています。

足底筋膜炎に似た症状

足の裏の痛みには足底筋膜炎だけではなく違った病気、怪我があります。

ではどのような病気、怪我があるのかをお伝えします。

  • 踵の疲労骨折や骨挫傷

ランニングやスポーツで長期間にわたり反復的に踵に負荷がかかり、疲労骨折や骨の一部が痛む骨挫傷が起こってしまう。

  • 成長痛(セーバー病)

10歳前後の成長期の男児に起こる踵の成長痛です。

  • 神経由来の痛み

足周辺の神経痛で足根管症候群や腰からの神経痛で腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などがあります。

  • 細菌感染症、関節炎による炎症

踵周りに腫れや赤み・熱をもった場合には細菌感染症や関節リウマチによる関節炎が原因の場合もあります。

  • 脂肪体の萎縮

高齢者では踵を守るクッションである脂肪体が薄くなり痛みが出ることがあります。

このような病気、怪我の疑いもあるので気になる方はすぐに病院に受診しましょう。

まとめ

足底筋膜炎は治療すれば良くなる症状です。

しかし治療をせずに自然と治るだろうと何年も放置をしていて、治らないという方も何人も見てきました

悪化してからでは治るのにも時間がかかりますのでお早めの治療をお勧めします!!

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massan柔道整復師 大阪市生野区出身 松井 暢威
中学〜大学までの10年間ラグビーをやっていました。 ラグビーでの怪我の経験から怪我で挫折している方、お身体の痛みで悩んでいる方を笑顔にしたい。 新たな目標や何かに挑戦してもらえるようにサポートしたいと思い柔道整復師になりました。 良くなった症例やセルフケア、身体の健康情報を発信していくブログです。